うたがわのライトノベル記

読書メーターとライトノベルの感想を書く予定のサイト。たぶんTRPGの話題はここに書く。

DX3rdキャンペ第三話忘備録。

こんにちは。うたがわです。創作に体力全投下して体調崩すという、一度は体験してみたかった状況になりました。幸せです
金曜日にDX3rdのキャンペ3話をプレイしたので忘備録です。今回はちょっと短めです

ゲームシステム的に

いまいちPC同士の関わりが薄いという反省を受け、今回は戦闘を1回のみに設定し、代わりにフォーカスシステム(FS; 段階的に行うべき作業を擬似戦闘として処理するもの)を使ってみました。これで侵食率が低いまま登場シーンを増やしてPCの交流が描こう!、というのがGMの目的でした。ちなみにこれは裏目にでます(ネタバレ)

感想

GM「では、アームレスリング大会会場。マッスルなみなさんの集まりなので(ある意味)熱気に包まれています」
PL1/司会者「始まりました、第28回オーヴァードアームレスリング大会ィィィィィ!!!!!」
他PL「うおおおおおお(←歓声)」
PL1/司会者「己の筋肉の力を存分に発揮し、頂点に輝くのは一体誰だああああああ」
他PL「うおおおおおお(←歓声再び)」
GM(…………なんだこれ)
※PL1曰く、テイルズオブファンタジア(ファンタジア、とだけ言っていたので不明ですがたぶんTOF)のドラマCDのオマージュだったらしいです

上記したとおりPCのキャラクタと交流を描きつつ、キャンペ卓の3話として伏線回収してもらうつもりでした。
前半は予定通り「筋肉バカのオーヴァードアームレスリング大会参戦」「野球少年が自分の試合観戦にNPCや他PLに誘う」といった交流やPCの個性を引き立たせるシーンを作りました。うちの卓は(悪ノリで)NPCが立つ卓なのでとても盛り上がりました。
中盤は研究所の調査を情報収集ではなくFS判定を利用しました。しかし、判定を<知覚><知識: レネゲイド>での判定としました。支援判定は基本的にGMが指定した能力で振ると書かれていましたが、そこはPLからの良い提案があれば(大喜利)支援判定を許可する形にしました。しかし、1R目でハプニングチャートで「難易度17」をいう最悪の状態を作り出してしまい、かなりギリギリでの達成になり、結果支援キャラの侵食率が爆上げ状態になりました。
後半はふつーのボス戦でしたが、戦闘始める前に100%超えが2キャラ、70%くらいが2キャラというアンバランスな状態で戦闘開始。射撃型ボスの「後ろに20m下がって攻撃します」宣言のせいで、メイン火力(で移動距離がとても短い)であるキュマイラピュアが全く攻撃できずカバーリング要員に。一部特技削除したりしましたが、なんとかボスを倒すことに成功しました。侵食率はみんなギリギリで帰ってこれました。本当によかったです。

ストーリーとして

研究所のFS判定が成功したので、今回のキャンペネタはほぼお話できました。ただFS判定終了時ではあくまで事実を述べただけであり、実際NPCの心情は別のところにありました。あんまり慮ってくれなかったので、ラストの再開するシーンで心情論や行動に至った経緯を話す形になりました。
事実とNPCの想いが少し違っていたから、すごく苦手なマスターシーンやったけどお前ら全く聞いてなかったよね! 苦手だって知っているなら、お願いだから少し黙って! お願いだから!

反省

上記したとおり、PCの侵食率が二分したことです。今回のシナリオでは肉体が必要なシーンがほとんどなく、キュマピュアが本シナリオ中一度も特技を使用していませんでした。この「シナリオ中ずっと暇」はTRPGでやっちゃいけないことの一つです。FS判定は研究所での調査に肉体は必要ないと判断したので意図どおりでしたが、ラストの戦闘シーンでも役に立たないことはGMも気づいてませんでした。GMがマンチプレイする前にPLが言ってくれればよかったのだけど、処理終えてからみんなで「あっ……」だったので、これは反省です。もし似たようなことが起きそうになったらPLは奥せずGMに進言するべきです! GMが意図したものであればたぶん譲らないだろうから、ダメ元でも言うだけ言ったほうがいい!
リソースを使わせないはゲームとしては正しいけどTRPGとしては「つまらない」のよね。自分もされたら不満たらたら間違いなし。
やっぱりバランスって難しいわー。でも最終回だし次回もめげずにがんばります!